「痛み」について考える(7)
◆痛む時間を観察する◆
「痛み」には痛みが出る時間帯や酷くなる時間帯、長い時間痛むのか、短い時間なのかで、原因や性質などを判断する材料になります。
いつ痛みが出るのか?
いつ痛みが消えるのか?
是非観察してみてください(^^♪
1)特定の日の痛み
・曇りの日や雨の日、台風が発生する時・台風が動き始めた時、蒸し暑い日、風の強い日など、天気などの影響で特定の日に発生するという規則性がある。
2)特定の時間の痛み
・朝起きる時に痛い、夕方痛い、寝ている時に痛いなど、毎日の一定の時間だけに出たり増悪したりする。
3)食事前後の痛み
・食事をする前の空腹時に痛みが出るのか、食事をした満腹時に痛みが出るのか。脾胃の病によくみられる。
4)月経前後の痛み
・下腹部痛・腰痛・乳房痛など女性の月経に関する痛みで、月経の前、月経中、月経後の痛み、排卵時に痛みはあるのかで、病の原因が分類できる。
5)大小便前後の痛み
・大便や小便をする前に、或いはした後に出る下腹部・尿道・肛門などの痛み。
6)産後の痛み
・女性の出産後に腰痛や下腹部痛などが現れることがある。産後にどういう痛みが、何処に現れるのか、痛くなる時間帯も含めて観察して欲しいです。
7)痛みの持続時間
・痛みの持続時間の長さによって痛みの性質や原因を判断する材料になる。時間が短く酷い痛みなのか、弱い痛みが長時間続くのか、それとも急に痛くなったり止んだりするのかで、実証なのか虚証なのかをみることも出来ます。
痛みの酷い時、特に押えておいて欲しい点。
・どういう天気の日なのか?
・朝痛むのか、夕方痛むのか、寝ている時に痛むのか?
・女性の月経痛は、月経の前・月経中・月経後、排卵痛はあるのか?
痛む時はどんな時なのか、少しだけ意識してみてください(^^♪
自分の身体を知る手掛かりになりますよ(^^♪
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