国立西洋美術館 ミケランジェロと理想の身体
◆空いてました(^◇^;)◆
今日は平和堂の漢方塾でした(^^)
グンマーから都内に行くには、まず、最寄りのJR線・籠原駅周辺の駐車場をゲットする事から始まります(^◇^;)
プランターに水遣りをして予定より30分遅れたら、もう遠くの駐車場しか空いていない。・゚・(>д<)・゚・。田舎は嫌だな(;´Д`)
まずは上野駅で降りて、国立西洋美術館のミケランジェロと理想の身体展へ( *´艸`)
夏の陽射しに映えます(^^)
今回は彫刻の展示が多め。
見所ポイントはミケランジェロの彫刻!
人の身体は美しい。
唯一写真撮影が可能だった、ヴィンチェンツォ・デ・ロッシのラオコーン像(1584年頃)。
ラオコーンは槍を投げつけることによってトロイの木馬がギリシア軍の計略であることを暴露しようとしたが、女神アテナによって遣わされた海蛇に襲われて彼の2人の息子と共に殺された(ウィキペディアより抜粋)
海蛇に絞め殺される苦悶をよじった身体から溢れ出て、生々しい。
背後からも見られました(^^)
均整のとれた筋肉美、とでも言いましょうか。
人の身体は美しい。
常設展にも行きました。
モネの作品だけを置いた、贅沢な部屋があります。
一番人気の睡蓮(^^♪
これからルーベンス展や藤田嗣治展が開催されるので、楽しみ(♡ˊ艸ˋ♡)
ルーベンスの「眠る二人の子供」
藤田嗣治の「坐る女」
国立西洋美術館のあとは、スープストック東京で遅めのお昼ご飯を食べて、目黒寄生虫館へ!
…続く(笑)
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熱中症防止!赤紫蘇のジュース(^-^) 更年期女性にもおススメ!
◆更年期女性におススメです(^^♪◆
梅干しを漬ける時期になると、梅と一緒に出回る赤紫蘇。
今年はバタバタしていて、赤紫蘇ジュースを作るのが遅くなってしまいました(^◇^;)
熱中症防止の夏のジュースとして、5〜6年ずっと作っています。3倍希釈位で水や炭酸水で飲んだり、焼酎を割ったりと色々重宝します(^^)
まだ作った事はありませんが、ゼリーにしても綺麗かもしれません( *´艸`)
私のレシピはテキトーにこんな感じ?で作ってます(^◇^;)
材料は、
赤紫蘇、酢、塩、蜂蜜、レモン汁少々
赤紫蘇の葉を茎から取り、よく洗います。
沸騰したお湯に酢を入れて、赤紫蘇を中火で20分位煮出して、お好みの味になるよう、酢、塩、蜂蜜、レモン汁を入れます。
私の好みは、甘過ぎない、ちょっと酸っぱしょっぱい感じ。発売したての頃のしょっぱいポカリスエットのイメージかな?(^^;;
こんな綺麗な色のジュースになります( *´艸`)
紫蘇
【性味】辛、温
【帰経】肺・脾経
【効能】解表、散寒、行気、和胃、解毒
【適応】感冒、嘔吐、魚毒解除、胃の不快感、腹の冷え・痛み、咽喉のつまり感
赤紫蘇はアントシアニンは豊富で、β-カロテン・Caは緑黄色野菜の中で一番多いと言われています。
「紫蘇」と漢字で書きますが、名前の由来は、昔、中国の名医・華佗がカニを食べて中毒を起こし死にかけていた少年に紫色の草を与えたところ、少年はたちまち蘇りました。それ以来、その草は、「紫蘇」と言われるようになったと言われています。
紫蘇の葉は、「蘇葉」(そよう)という漢方薬で、神秘湯・半夏厚朴湯・香蘇散などに配合されています。私も風邪をひいた時は香蘇散を飲みます(^^♪
蘇葉は、気の鬱滞を発散し、気分を明るくし、咽喉のつかえ感を楽にしてくれるので、更年期女性におススメです!(^^♪
紫蘇が出回っているうちに紫蘇の葉を干して、陳皮と生姜をブレンドして風邪をひいた時のお茶として飲みたいと思います(^^♪
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夏バテ防止!胡瓜のビシソワーズ風スープ
◆夏の定番メニュー(^^♪◆
グンマーは昨日梅雨明けしてしまいました(・・;)
6月中に梅雨明けって、ちょっとおかしいですよね…。
グンマー東毛地区はとにかく暑い(;´Д`) 連日30℃越え…(-_-;) まだ6月なのに、暑過ぎます(;´Д`)
毎年、夏バテ防止に作る我が家の夏の定番メニュー「胡瓜のビシソワーズ風スープ」を6月に初めて作りました(^^;)
胡瓜のグリーンが綺麗なスープ(^^♪
粗挽き胡椒を散らした方が美味しいと思います(^^♪
使った材料は、
胡瓜・玉葱・じゃがいも・豆乳・コンソメ・塩・胡椒、隠し味にバターと醬油です。
今年はじゃがいもが豊作で、たくさんいただいたのでじゃがいもを使いましたが、暑くて面倒な時は、マッシュポテトを使って手抜きをします(笑)(^^;;
きゅうり
【性味】甘、寒
【帰経】胃・小腸経
【効能】清熱、止渇、利水、解毒、生津
【適応】浮腫、口渇
【作用】夏バテ防止
たまねぎ
【性味】甘辛、温
【帰経】肺・胃経
【適応】もやもやとした胃の不快感、粘りのある痰、咳
【作用】血中脂質抑制
じゃがいも
【性味】甘、平
【帰経】胃・大腸経
【効能】和胃、調中、補気、健脾
【適応】腹の冷え、息切れ、無力、便秘、潰瘍性腹痛、高血圧
豆乳
【性味】甘、平
【帰経】肺・脾・大腸経
【効能】補虚損、化痰、通淋、鎮咳、通乳、生津
【適応】気管支が弱い、津液不足、口渇、肺熱、貧血、低血圧
夏バテで怠くて食欲がない時に、おススメです(^^♪
もちろん更年期女性にも、おススメですよ(^^)/
でも、食べ過ぎると冷え過ぎてしまいますので、食べ過ぎ注意です(^^)
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とうもろこし茶を作ってみましたo(^-^)o
◆優しい甘さ( *´艸`)◆
トウモロコシが出回ってますね(^^♪
今年は豊作なのか、とても美味しくて、とても安い(^^♪
毎年この時期はトウモロコシ茶を作ります。夏の暑さでイライラしがちですが、トウモロコシの優しい甘さがほっこりさせてくれます(^^♪
トウモロコシの皮を剥くとき、「トウモロコシのヒゲ」は捨てないで! ヒゲは天日干しに(^^)/
花柱から実をはずし、天板に広げてじっくりローストします。高温だと焦げてしまうので、160度くらいの低めの温度で20~30分くらい。
甘さが欲しい時は、少し黄色を残した方が甘いかもしれません。
軽く砕いたり、ハサミで細かくして、干したトウモロコシのヒゲと一緒にじっくり煮出します(^^♪
ほんのり甘い、優しい味のお茶になります(^^♪
<とうもろこしの実>
玉蜀黍・玉米とも言います。
【性味】甘、平
【帰経】大腸・胃経
【効能】健脾、補気、和胃、調中、利水、利胆
【適応】浮腫、便秘
【作用】血中脂質抑制、高血圧予防
<とうもろこしのヒゲ>
南蛮毛・玉米鬚とも言い、生薬としても使われています。
とうもろこしのヒゲの方が薬効がすぐれているので、捨てないで利用しましょう(^^)特に浮腫に効果的です。
【性味】甘、平
【帰経】肝・腎・膀胱経
【効能】利水、消腫、利胆、通乳
【適応】浮腫、黄疸、糖尿病、小便不利
【作用】高血圧予防
後味が甘いので、甘い物があまり得意でない私は、柿の葉とブレンドしてみました(^^♪こちらも美味しかったです(^^♪
健康野草茶、時々作っているので参考にしてください(^^)/
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中医学での蛇咬傷を考える
◆現在は迷わず抗毒素(血清)を使ってください(^^;)◆
現在は抗毒素(血清)が作られていますが、血清のなかった時代はただひたすら運の良さを願うしかありませんでした。
先日御紹介した本「続・毒蛇」の第二部は、『中医への挑戦』。
台湾でのフィールドワークと研究が書かれています。
私も中医学を勉強している身。興味を持って読みました。
中医学での蛇咬症は「灸」というのは聞いたことがありました。清代(乾隆帝時代)の医宗金鑑を見ると、
咬まれたらすぐ酢を飲む、そして患部を縄で縛って刺し、更にムササビの糞と鶏冠石を飲む。腫れが消え咬まれた口もふさがる。(私の意訳ですので、完璧な訳ではありません(^^;;)
う~ん(・・;)
これでは治らないよね(^^;)
これも清代の医宗金鑑より。
蛇・サソリ・ムカデ・クモの傷は、ニンニクの隔物灸をしろ。50~60壮すると効果大。
う~ん(・・;)
これも治らないよね(^^;)
「続・毒蛇」には(当時の)中医師は漢方薬を飲ませていたと書かれているけど、毒蛇咬傷の漢方ってなんだろ?
台湾だとアマガサヘビに咬まれたりヒャッポダとか。
燎原出版の「基礎中医学」に、
・麻痺が主体の神経毒(風毒)
・腫脹・激痛が主体の血液毒(火毒)
・両面をそなえた混合毒(風火毒)
と、ちょこっと記述がありますが、鍼灸・漢方治療よりは、やはり抗毒素を使った方が絶対にいいと思います。
以前、「中医の本では灸とあり、咬まれて処をお灸で焼いて、蛋白質である毒を中和する事は可能なんでしょうか?」
とヘビ研研究員の方に聞いたことがありました。
「血流良くなって、毒が回っちゃうんじゃない?」と(^^;) まあ、確かにそうだよね。
中医も西医も万能ではなく、得意分野がある。という事が結論です(^^)/
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ヘビ研ファンにおススメの本(^^♪
◆ハブ咬傷との壮絶な闘い◆
今年は日本蛇族学術研究所50周年です。
ヘビ研のファンクラブの会員としては、お仲間を増やしたいし、ヘビ研の凄さを知って欲しい(笑) ヘビに関する投稿が続くかもしれません(^^;)
現在では抗毒素(血清)のおかげでハブ咬傷で亡くなる人はほぼ0ですが、以前はハブに咬まれたら苦しんで死ぬか、運良く助かっても切断や後遺症が残る、残酷な状況でした。
抗毒素を作ってもハブがいるので電気が引けず冷蔵保存が出来ず、抗毒素が使えなくなってしまう。
どうしたらいいか?
インスタントコーヒーを見て乾燥抗毒素を思いつき、冷蔵庫がなくても抗毒素を長期間保存できるようになり、たくさんのハブ咬傷の方が助かるようになりました。研究の結果、筋肉注射でなく静脈に点滴で投与の方が抗毒素の中和効率が良く、亡くなる方がほぼ0という素晴らしい結果になりました。
ハブ咬傷との壮絶な闘いをした、ヘビ研を開設し理事長を歴任した沢井芳男先生の一生を書いた本「毒蛇」。
「完本・毒蛇」としても出ていますが、新刊ではもうないかもしれません(^^;)
ヘビ研の毒蛇温室に1枚のハブ咬傷の方の写真があります。
ハブ咬傷の凄まじさを無言で語る1枚の写真。
「毒蛇」にも登場する人物の写真です。
「名人ハブ源の左足」にも書かれて、この話は戸川幸夫氏の「虎は語らず」に収められています。
中本英一氏の「ハブ捕り物語」のにもこの左足の持ち主の話が書かれています。
これらの本も絶版かもしれません(^^;)
ヘビ研50周年に思いをはせて、読んでみるのもよろしいかと思います(^^♪
古書店で探してみてください(^^)/
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津波で流された本
◆改めて難経を読む◆
東日本大震災の津波で自宅が流されて持っていた物全てがなくなってしまったので、少しずつ本を買い直しています。
まさに、マイナスからのスタートです(^^;;
絶版になっているものも多いので、金額との折り合いやタイミング、買う順番もあるので、なかなか全部元通りとはいきません(>_<) のんびり、気長に、じっくり探し続けたいと思います(^^;;
先日、やっと難経を買いました。でも、まだまだ以前所有していた難経関係の本は揃いません(>_<)
鍼灸学校の学生時代から出産育児をするまでの間は、経絡治療学会の東北支部に所属していたので、難経を多少は齧りました(^^;;でも、正直よくわからないままになっていました(^^;;
震災後7年が経ち、久々に難経を開いてみると…。
難経って、面白いじゃん!
…あの時は面白さが分かりませんでしたが…(^^;) 今はとても面白く感じます(^^)
多少は成長した自分を発見でき、嬉しかったです(笑)
もう一回、じっくり難経と向かい合ってみたいと思います(≧▽≦)
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