メノポーズ鍼灸院へ ようこそ! 〜「更年期」を「幸年期」へ〜 「メノポーズ鍼灸®️」 の はりきゅう陽明堂

登録販売者・メノポーズ(更年期)カウンセラー・サプリメントアドバイザーなどの資格がある鍼灸院の院長です。鍼灸や東洋医学・更年期などについて書いていきます。趣味の天然石アクセサリー作りやハーブ・薬草もあり(^^)

震災後のPTSD

◆加味帰脾湯◆

 南グンマーでは、ここ何日か地震が続いてます。

私は東日本大震災の被災者です。

 

地震後の自宅周辺

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石巻市で被災し、幸いにして家族全員は無事でしたが、家を津波で流されて私の南グンマーの実家に一家で避難し、子供達の就学があるのでそのまま南グンマーに定住しました。

幸いにして鹿島御兒神社に一家で避難させて頂いたおかげで避難所に行くことはなく、帰れる場所があり、大変だったけど、比較的恵まれた被災者でした。

 

恵まれた被災者の私ですが、毎年2月中旬から3月中旬くらい迄は、かなりナーバスになり、体調が悪く、眠れない。

一番体調を崩したのは、震災の1年後。

「あの震災から1年」

「被災地の今は」

と、半分お祭り騒ぎのようにテレビでも、ラジオでも、新聞でも、雑誌でも、日本中に「東日本大震災」「津波」の言葉と映像が溢れ、やっと自分の中で距離がとれつつあったのに、無理矢理かさぶたを剥がされて塩やタバスコを塗られる感じ。

3ヶ月位、不眠に悩み、食べられず、眠れない。眠ると津波の夢を見て飛び起き、揺れを思い出して吐き、疲れきっているので眠りたいから大量の飲酒。それでも眠れない。体力が下がっているから、風邪を何回もひくし、膀胱炎になり治らない。

被災地でないグンマーは、被災の大変さもわかってもらえないので、

『そんなに大変なら、津波で死んじゃえば良かったね』

という言葉に、生まれて初めて他人に殺意を持つほど傷付き、悔しかった。

震災の1年後は、本当に辛かった。

 

震災から7年が経とうとしている今でも、津波の夢で飛び起き、揺れているような感覚になり、眠れない。離人感もある。

特に2月・3月に地震が来ると、ヤバめスイッチが入ってしまう。

自分でコントロールしようとするけど、なかなかうまくいかない。

今は、もう諦めた。

2月〜3月は体調が悪い。仕方がない。眠れないのも、ずっとじゃない。この時期に太るのも体調のせい。3.11を過ぎれば、大丈夫。

と、自分に言い聞かせる。

それでも、少し大きめの地震が来るとシンドイけど。

 

眠れなくなってもいいように、2月〜3月は加味帰脾湯を準備しておきます。

眠れなくなったら、ルビーナから加味帰脾湯に切り替える。

 

今年も鬱抜けまでとりあえず、あと約2週間。

シンドイけど、頑張ります(^^;;

 

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