メノポーズ鍼灸院へ ようこそ! <更年期鍼灸の はり・きゅう陽明堂>

登録販売者・メノポーズ(更年期)カウンセラー・サプリメントアドバイザーなどの資格がある鍼灸院の院長です。鍼灸や東洋医学・更年期などについて書いていきます。趣味の天然石アクセサリー作りやハーブ・薬草もあり(^^)

「目のかすみ」と「更年期」〜「更年期」を知って「幸年期」へ!(22)〜

◆「目のかすみ」 も「更年期」?◆

プレ更年期世代と更年期世代の女性の方の脉を診ると、左の関上の脈が虚していている事が多く、「あぁ、目が見辛いんだな」と感じます。

左関上の位置は ここf:id:acu_qian-ming:20180117205312p:plain

左関上は、肝の状態を診ていきます。

何気なく脉を診ているように見えますが、脉診は五臓六腑の状態を観察出来る素晴らしい診察法の一つです(^^) 左右の寸口・関上・尺中の6カ所で統合的に脉を診ていきます。

 

中医学の考え方では。

子宮は「女子胞」「胞宮」「血室」と呼ばれ、任脉・衝脉が始まるところで、肝・脾・腎と密接な関係があります。

任脉・衝脉は経絡の奇経で、経絡とは気血が運行する通り道です。

任脉は全身の陰経の脉気の総任で、陰経の気・血・津・精・液を調整し、妊娠と胎児の養育を主り、女性の月経・帯下・妊娠・分娩などに関連しています。

衝脉は諸経の気血を総領する要衝で、十二経および五臓六腑の気血を調節し、生殖機能を主り月経を調整しています。

 

肝・脾・腎は五臓

五臓六腑とは、肝・心・脾・肺・腎を五臓といい、大腸・小腸・胃・胆・膀胱・三焦を六腑といいます。 

西洋医学の解剖学的な肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓、大腸・小腸・胃・胆嚢とは共通する部分もありますが、全く別の考え方なのです。

 

肝の働きを簡単に説明すると。

①気の流れを調節して、臓腑・経絡・精神活動などをのびやかにする。

 (-_-;)→肝気が鬱結すると引き攣った痛みが出たり、胃腸の動きが悪くなる。浮腫む。イライラしたり、急に泣き出したりする。不眠。顔面紅潮。頭痛。

②血液を貯蔵し血液量を調節する。

 (-_-;)→月経量が減少したり、月経過多など。

③筋を主る。

 (-_-;)→筋肉が攣ったり、痺れ。運動障害、手足のふるえ、痙攣など。

④目に開竅する。

 (-_-;)→目がかすむ。目の乾燥感。異物感。視力減退。目の充血。目の充血など。

⑤肝の華は爪。

 (-_-;)→爪が変形したり、割れやすくなったりする。

⑥涙は肝液。

 (-_-;)→涙の分泌が減少して乾燥感や異物感。目やに。風が当たると涙が出るなど。

⑦肝気は怒りに関連する。

 (-_-;)→肝の陰血不足で怒りっぽくなる。大怒すると肝の気機が逆上して血を吐いたり昏倒する。

 

どうです? 肝の働きが悪くなると出る症状が、更年期の症状と何となく似てると思いませんか?

更年期世代の女性の治療は、必ず肝・腎・脾の関連を考えながら脉を診て、舌を診て、鍼をしていきます。治療後の患者さん達は、「目が明るい!」「よく見える!」と驚かれる方が多いのですが、血に関する肝の治療をすると目の前が明るくなります(笑)

『霊枢・大惑論』五臓六腑の精は皆目に上注す」とあるので、更年期に限らず治療後は目が明るく見やすくなります。でも、更年期世代の方が一番、「目が明るい!よく見える!」と言ってくださいますね(^^♪

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40代でかすみ目が出たら、肝の働きが弱くなっているのかもしれません。

鍼灸治療も選択肢の一つに入れてみてくださいね(^^)/

 

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