どう違うの?「更年期症状」と「更年期障害」 ~「更年期」を知って「幸年期」へ!(21)~
◆「更年期症状」と「更年期障害」の違い◆
40代に入ると何となく疲れやすくなり、不調を訴える人が多くなりますね(^^;)
所謂、「更年期症状」が出てきます。
更年期の定義は、
「更年期」って何だろう? ~「更年期」を知って「幸年期」へ!(1)~
↑ こちらをご覧ください(^^)/
一般に更年期の症状だと考えられているのは、「ホットフラッシュ」がダントツで多いです。
逆を言えば、「ホットフラッシュ」がなければ 更年期だと思っていない。という事にもなります。
実際には、日本人で更年期の時期に一番多く訴える症状は「肩こり」と言われています。
更年期は女性ホルモンが変動しながら減っていく時期で、女性ホルモンの減少は「更年期症状」として出てきます。
肩こり・のぼせ・ほてり・発汗・頭痛・腰痛・関節痛・しびれ・物忘れ・浮腫み・耳鳴り・視力低下・血圧の変動・疲れやすい などたくさんあります。
◆ 「更年期症状」と「更年期障害」の定義 ◆
閉経の前後5年間を更年期と呼び、この期間に現れる多種多様な症状の中で、器質的変化に起因しない症状を更年期症状と呼び、日常生活に影響を与える場合を更年期障害とする。
まとめると、
◆更 年 期 症 状◆
・閉経期のホルモン変動による症状で、障害・病因の損傷がないけれど不快な症状
◆更 年 期 障 害◆
・更年期の症状が、日常生活に支障をきたす場合を更年期障害
「更年期症状」は多岐に渡りますが、日常生活に支障が出る「更年期障害」にならないようにしましょう。
更年期症状が、更年期障害になってしまう要因があります。
①女性ホルモンの減少
②環境変化
③性格や気質
性格や日常の環境はなかなか変えられませんが、減少した女性ホルモンは補う事が出来ます!
HRT(ホルモン補充療法)は更年期治療の1つですので、しっかりと知って、自分で納得して選択する・しないを決めてください(^^)
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