縁切寺「満徳寺」
◆世界に2つの縁切寺のひとつ◆
上州は「かかあ天下と空っ風」と言われるように、女性が強い事で有名?な県です(^^;)
上州は昔から女性の仕事である養蚕が盛んで、夫に頼らなくても経済力があり、自立していました。女性が昔から仕事を持ち活躍していた土地柄で、稼ぎ頭の女性に頭が上がらない事から「かかあ天下」と言われた歴史があります。
自分で稼げるので、ダメ男を捨てる。という選択肢を持つのも当然の成り行き。
でも、自分からは離婚出来ない仕組み。
男子禁制の尼寺へ逃げ込む女性がいました。そんな逃げてきた女性たちの幸せと自立を助けた尼寺が、この「満徳寺」です。
夫に追いかけられても、門の中に草履が入りさえすれば逃げ込んだとみなされるので、草履を門に投げ込む女性もいたとか。
この門は、たくさんの女性を守り、幸せになる礎となった門です。
男尊女卑の時代に、女性の権利を守る縁切寺「満徳寺」(時宗)は、鎌倉の東慶寺(臨済宗)と並んで世界に二つの縁切寺。
そんなお寺が近所にあるなんて、上州女として誇りに思います(^^♪
徳川家所縁の尼寺なので、資料館には徳川家歴代将軍の御位牌が祀られています。でも、15代将軍徳川慶喜の御位牌はありません。
縁切寺「満徳寺」は廃寺になってしまいましたが、現代の縁切り場所としても思いが残っています(^^)
¥200でお札を購入。
中には「縁切札」と「縁結札」(^^♪
良い縁は、悪い縁を切らないと結べないので、縁切の方を重要視されています(^^♪
切りたい縁を書き、結びたい縁も書く。
そして「水に流す」(^^♪
白と黒のトイレというのが現代的で面白い( *´艸`)
悪い縁と切れ、良い縁を結べるように、私もお札に願い事を書いて流してきました(笑)
ランキングに参加しております。ぽちっとお願い致します(^^)/