父の事(1)〜癌とALSと〜
◆病気の多い人生◆
現在71歳の私の父は、病気療養中です。
やっと直腸癌が寛解したのに、現在は筋萎縮性側索硬化症。所謂、ALS。ALSは難病で、はっきりした原因もわからず、治療法もこれと言った物がない状態です。ですが、色々な事情があり特定疾患申請をしておりません。
父の事をブログに書くのはどうかと思ったのですが、ALSの発症率は10万人に2人位と少なく、治る病気ではなく、家族の立場での視点で書く事は、同じ立場にいるかもしれない誰かのお役に立てるかもしれない。父が生きた証になるかもしれない。そう思いました。
現在、まだ自力で何とか歩行が出来、何とか自分で食事も取れていますが、日に日に動けなくなっています。
訪問診療の先生は長くはないと言いますが、人の寿命はわからない。
父は、
「胃瘻はしない。人工呼吸器もつけない。」
という選択をしました。
私は医療従事者ですが、「延命だけが医療ではない。」と考えているので、父の選択を受け入れました。
時々、父の事を書いていきます。正直、何回書けるかわかりません。
「闘病記」ではありません。闘っても、勝てる病ではないので。
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