マムシ・ヤマカガシ対策研修講座
◆マムシ・ヤマカガシ対策研修講座(≧▽≦)◆
ジャパンスネークセンターの「マムシ・ヤマカガシ対策研修講座」に行ってきましたヽ(^o^)丿
今回で3回目の参加です(^^;)
ニホンマムシ、田舎のグンマーでは結構見かけます。
子供達のボーイスカウト活動は、山でのキャンプや利根川清掃など、ニホンマムシのいそうなところでも活動するので、趣味と勉強を兼ねて時々参加しています。
ファンクラブの会員なので(笑)、参加費¥500会員割引があり、ご機嫌な私(^^♪
テキストも蛇について詳しく書かれていて、とても面白いです。
受付後、開始まで時間があったので館内を散策。
ヘビ達に会いに行く(^^♪
まずはお気に入りのブラックマンバ(^^♪
以前ヘビ研に行った時の記事はこちらヽ(*^∇^*)ノ
…いつ来ても、この寂れた怪しい雰囲気の毒蛇温室(笑)
たまりません(笑)( *´艸`)
↓ ニューギニアタイパン
↓ トウブグリーンマンバ
↓ ヒャッポダ
↓ ハブ
↓ ニホンマムシ
ヘビの見分け方などの講義を聴いて、休憩時間も兼ねてハブの採毒実演を見学(^^♪
本州にはハブはいないのですが、ニホンマムシと違ってかなり攻撃的。身体も大きいので毒の量も多い。でも、ニホンマムシの方が毒は強い。
ハブの背模様、綺麗です( *´艸`)
奄美地方・大島紬の「龍郷(たつごう)柄」は、蘇鉄の葉とハブの背模様を図案化した物らしいです。咬まれれば死ぬ確率が高かった時代に、畏怖と畏敬の念を込めた美しさだと思います。
ハブの牙は二ホンマムシよりかなり大きいです。
ハブ、ここまで口が開きます。左の牙が2本ありますが、生え替わり中。牙は次々と生え替ります。
火ばさみでニホンマムシを捕まえる実習。近くで動きを見ます。
このニホンマムシは体格がいい(笑)
結構動きがゆっくりです。
もし、運悪くニホンマムシに咬まれてしまったら、どうすればいいか?
応急処置
①ヘビや咬み傷を確認する。
携帯やデジカメで咬んだヘビの写真を撮り、ヘビの判別をする
②マムシ咬症の疑いがあれば、指輪や腕時計をはずす。
③吸引器で吸引するか、指で強くつまんで毒を絞り出す。
口では吸引力が弱い
④走ったり、慌てたりしない。出来るだけ安静にして車などで病院に運ぶか、救急車を呼ぶ。
⑤ヤマカガシ咬症の疑いがあれば、すぐにヘビ研に連絡する。
運び込まれた病院によっては、マムシ咬症の経験が少なかったり、抗毒素(血清)を使わない方針の病院があったりします。
そういう病院に運ばれてしまっても、自分に知識があれば、ヘビ研に意見を聞いてくれ と言えれば、命を落としたり、後遺症が残る事を防げます。
抗毒素の副反応として心配されるのは
・アナフィラキシー(ショック)
・血清病(蕁麻疹・発赤・発熱・関節痛など)
この2点ですが、
●アナフィラキシーショックは、前もって抗ヒスタミン・ステロイド(アドレナリン)を投与し、抗毒素は点滴でゆっくり落とし入れていく。
●血清病は、抗毒素投与約一週間後に出現しやすいので、抗アレルギー薬で改善。
咬まれたら出来るだけ早く抗毒素を使えば、組織の損傷が最小限で済みます。
ニホンマムシは結構身近にいますので、マムシ・ヤマカガシ対策研修講座を受けてみるのも良いかと思います。
3枚目の認定証です(笑)
日本一のヘビ研究所の取り組み、素晴らしいです。
ヘビ研に生えていたキノコ。オオシロカラカサタケ(^^;)
ヘビ研のキノコはやっぱり毒キノコでした(笑)
興味のある方は、 ジャパンスネークセンターまで(^^)/
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