20代女性の無月経を考える(1)
◆性教育は恥ずかしい事ではない◆
はり・きゅう陽明堂は更年期医療・女性疾患に力を入れていう事もあり、幅広いお悩みの女性が来院されます。
思春期の子達の性教育と親世代の更年期、避妊と出産に関する事を10代から「教育」出来ないものか、と考えています。陽明堂の講座として、計画してみたい。
そんな思いを持っているなか、最近ポチポチ増えて来ている事があります。
20代女性達の無月経です。
生理来なくて不安じゃないの?
と聞くと…。
・生理来ない方が楽でいい。
・別に気にしない。
・いつ来たか覚えてない。
などなど…(ー ー;)
出産適齢期の20代女性の言葉です。ビックリです(;´Д`)
この状況はかなり深刻な事だと思います。
このところ増えてきた20代女性の無月経について、考えてみました。
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群馬県は助産師会が頑張っていて、小中学校で「いのちを育む講座」をやってくださります。ありがたい事です。
受精卵は0.2mm。
この0.2mmが2000倍に成長して生まれてくる。
胎児の大きさを、月齢ごとに実物大・実際の重さの手作りのお人形で子供達に触らせ、知ってもらう。本当に素晴らしい講座です。
↓ この本は、小学校での講座の時に紹介されました。とてもいい本です。読み聞かせのボランティアで活躍しております(^^)
こういう講座は各地でやっていただきたいと思います。
あなたはこうやって大切にされて生まれてきたんだよ。と。
ただ、この後の教育が続かないように感じます。
「性教育」というのは、
「子供を授かる為には、自分の身体をどう大切にしたらいいか?」
「自分の身体を傷つけない為に、望まない妊娠をどう避けたらいいか?」
自分の身体を大切にする為の教育だと思っています。
自分の身体と心を傷つけない為に、嫌な事はイヤと言う。自分の性を理解し、パートナーといい関係を作る。
そして、望んだ時に子供を授かれる身体を作っておく。というのも性教育の範囲だと思っています。
正しい性教育と月経の大切さ。
まずは、御縁があってはり・きゅう陽明堂に来院した20代の女性達に伝えていきたいと思います。
まだ少し先の話ですが、面白いコラボも考えております(^^♪ お楽しみに!
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