南方熊楠展に行って来ました!
◆天才・奇才の こども大人!◆
以前水木しげるの描いた「猫楠」を読んで、「南方熊楠」という人に興味を持っていました。
上野の国立科学博物館の企画展で、南方熊楠展をやっているので行きたい!
2月4日は医学堂の漢方塾があるので早めに家を出て、ついでに科学博物館に行ってしまおう!と計画( ´艸`)
常設展だけにのんびり行こうと思っていましたが、上野公園のポスターを見て気が変わりました(笑)(^^;;
そうだ、古代アンデス文明展をやっているんだ。
確か、古代アンデスでは開頭手術をやっていたと読んだ事がある。ついでに、行ってしまおう!(。 >艸<)
古代アンデス文明の描写、とても面白い。
色彩やデフォルメが本当に面白い。
ミイラや開頭手術痕のある頭蓋骨は、当然写真撮影禁止。死者に敬意を払って、ありがたく見せていただく。乾燥している土地が多い古代アンデス文明。放って置くだけでミイラになる。
亡くなっても、別の世界で生きている。という生死感は、世界共通なのかもしれない。
大泉町は、日系ブラジル人も多いのですが、日系ペルー人も多いのです。友人にも日系ペルー人がいますし、小学校のママさんにも日系ペルー人がいます。ペルーの歴史を少しですが知る事が出来て嬉しかったです。行って良かった!(^^)
のんびりと古代アンデス文明展を堪能してから、企画展示の南方熊楠展へ。
私の南方熊楠のイメージ。
「天才・奇才・大酒飲みの こども大人」
そして、「莫大なパワーのある人」
筆まめで、とても交流関係が広い。
柳田國男なんかともやり取りがあった。
神社合祀令に反対し、書簡を書いたりもしている。
とにかく、探究心が凄い!あの探究心、私も見習いたい部分です。
昭和天皇も御進講の時に標本をキャラメル箱に入れてきたのを、懐かしそうに語っていたらしい(^ ^) 無邪気な素直さ。大人になっても持ち合わせている人、なかなかいない。
南方熊楠は、変形菌類(粘菌)の研究が有名だけれども、最近は研究者としての評価だけでなく、別の見方も加わっているようです。
膨大な標本を集め、(上手くない絵で)たくさんの図譜を描き、情報と知識を集めて、別の必要な人に提供していた。
南方熊楠自身がインターネット検索のようだと。
確かに。そういう見方が出来るのは、現代のネット社会だからかも。
津波で流されちゃったから、水木しげるの「猫楠」、買い直してまた読みたくなりました(^-^)
楽しい展示でした!
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