「更年期」と「高齢出産」 ~「更年期」を知って「幸年期」へ!(24)~
◆高齢出産の産後ケア◆
閉経は卵巣の生理的な機能停止で、12ヶ月月経が来なくなって初めて閉経です。
更年期とは閉経の前後5年の約10年間を更年期と呼び、平均的な閉経は50歳位なので、一般的には45~55歳位を更年期と言います。
閉経は個人差があるので、更年期も閉経に伴い前後します。
結婚年齢が上がってきている昨今。プレ更年期と不妊治療が同時期。という方がとても増えております。中には更年期の年齢で不妊治療をしている方もおられます。
はり・きゅう陽明堂でも40代前半でご出産された方が何人かいらっしゃいますが、その方達はとても幸運な人だと思います。
私が40歳になった時。月経の状態が変化してきているのを実感し、この状態で子供を望むというのは、大変な事だなと思いました。
私個人の考えとしては、「35歳までに産み終えてください」と思ってます。
母体の事、ダウン症の出現率や出産後の身体の変化、子育てなどの事を考えると、やはり35歳が節目かな?と。
→ 35歳までに産み終えて欲しい!~女は7の倍数で変化する~
以前、更年期と加齢のヘルスケア学会で不妊治療の大家の京野廣一先生が「本人が望めば45歳でも不妊治療をします」と言っていたのが、心に残っています。
35歳以上の不妊治療者の割合が増えてきていて、40代の初産も珍しくなくなった現在。
高齢初産の方の3人に1人が産後鬱傾向にあると言われ、高齢初産の方の3人に1人以上が母乳でないのに腱鞘炎というデータもあり、やはり女性ホルモンのバランスが影響していると思います。
高齢出産だと、子育ての大変な時期と自分の更年期の大変な時期が重なってしまうので、HRT(ホルモン補充療法)を取り入れた方がいいのではないかと思います。
大変な子育てを少しでも楽に、楽しく元気に過ごせるようになって欲しいと思います(^^)
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