メノポーズ鍼灸院へ ようこそ! 〜「更年期」を「幸年期」へ〜 「メノポーズ鍼灸®️」 の はりきゅう陽明堂

登録販売者・メノポーズ(更年期)カウンセラー・サプリメントアドバイザーなどの資格がある鍼灸院の院長です。鍼灸や東洋医学・更年期などについて書いていきます。趣味の天然石アクセサリー作りやハーブ・薬草もあり(^^)

ホルモン補充療法って不自然? 〜「更年期」を知って「幸年期」へ!(9) ~

◆ホルモン補充療法って、不自然?◆

「ホルモンを外部から補充することは不自然だ」

と考える人がいます。

その考えを否定するつもりはありません。

でも。

何らかの原因で高くなった血圧を、薬を飲んで下げる。これ、「自然なこと」?

f:id:acu_qian-ming:20171215135206j:plain

生活習慣病や女性ホルモンの不調による症状などに、降圧剤・コレステロールの薬・抗うつ剤・痛み止めなどを服用することは「自然なこと」なのでしょうか?

元々あったものが少なくなったので足してあげる。それがホルモン補充療法(HRT)です。

 

実は、私もメノポーズカウンセラー資格を取ったばかりの頃、ちょっとだけアンチHRTでした(^^;;

身体の持つ自然治癒力を引き出す鍼灸治療を生業にしているので、漢方薬以外の「薬を使う事」に少し抵抗がありました。

50〜60歳で人生が終わるのなら鍼灸漢方薬だけでもいいけど、女性は閉経後50年も生きなくてはならない可能性がある。人間は、簡単には死ねない事もある。

・自分の子供や孫・曽孫の手を出来るだけ煩わせないで、どう閉経後の50年を生きていくのか?

骨粗鬆症認知症、あらゆる病気や衰えを減らし、死ぬまで動ける身体でいるには、どうしたらいいか?

そう考えた時に、鍼灸漢方薬にホルモン補充療法を加えよう!と思いました。

鍼灸漢方薬で体調は良くなるけど、卵巣が機能停止しているのだから、卵巣から女性ホルモンが出る訳ではない。脂肪細胞からも女性ホルモンが出るけど、僅かだし、卵巣からでる女性ホルモンとは種類と活力が違うし。

そんな訳で、月経がある現在は低用量ピルを服用し、閉経したらホルモン補充療法に切り替える予定です(^^)

私は、ホルモン補充療法のリスクより、ホルモン補充療法をやらないリスクの方が怖い。

閉経後の人生の過ごし方を、閉経前から少しだけ考えてみてください(^^)/

 

ランキングに参加しております。ぽちっとお願い致します(^^)/

 
にほんブログ村

 
人気ブログランキング