「愛でるボタン展」
◆太田市美術館・図書館。無料( *´艸`)◆
行きたいと思いながら、なかなか行けませんでしたが、やっと太田市美術館・図書館の「愛でるボタン展」に行く事が出来ました(^^♪
車で信号待ち込み8分位の距離ですが、近すぎるとかえっていく機会がない(笑)
会期も迫ってきているので、仕事の合間に思い切って行ってきました(^▽^)
…色々とケチのついた太田市美術館・図書館です(笑)
(美術館・図書館の愛称「BITO」のロゴを東京オリンピックのエンブレムがパクリ疑惑で却下されたデザイナーが請け負っていたらしく、これもパクリっぽいので却下。今度は「BITO」を先に商標登録されてしまい、この愛称も却下。工期も遅れに遅れた、なかなか前途多難の美術館・図書館(笑))
色々な情報が渦のように集まってくる。というコンセプトの設計らしいのですが、はっきり言って、道線に無駄があり過ぎて迷ってしまう。
慣れれば広々としていると感じますが、動線が螺旋なので目が回ります。
地元のボタン工場も協賛で、あちこちにボタンがありました。
「愛でるボタン展」は無料ヽ(^o^)丿
展示物がボタンなので小さい。
会場には、拡大鏡と、裏面も見られるように手鏡も置いてありました。
裏側には紋章や名前が刻んであり、職人さんの見えないところへの気遣い、すごい。
ボタンの一番古いタイプは貝や木。
それでも凝った作り!
ボタンも時代背景や当時の流行、職人の技術の粋が詰まり、国や時代により個性がありました。
観に来てよかったです(^^♪
宝石やエナメル。
色ガラスを組み合わせたミクロモザイク。
同じ貝でも、時代や国で全く違う細工。
宝石として扱われるカメオやインタリオもありました。
アールヌーボー様式のボタンも繊細で凝った作りでした。
カメオとターコイズの豪華なボタン。
同じアールヌーボー様式でも宝石を使ったり、エナメルで細密画を描いたり、雰囲気は全く違う。
アールデコ様式のボタン。
七宝焼きのボタンもとても綺麗でした(^^♪
ガラスのボタンですが、服についていたらとても豪華です。
ボタンは、富とステイタスと主義の象徴でもあるので、こういったボタンもさりげなく展示されていました。
「服を留める」という機能をもつボタン。
服の一部ですが、ひょっとすると服以上に重要視されていたのかもしれません。
そういえば。気に入って買った服が、どうしてもボタンの雰囲気が気に入らず、全部付け替えた事もあります。
「ボタン」が合わないと服としての価値を下げてしまう、重要な物。
ボタンに込められた芸術性。こだわりの技術。
直径1~5㎝しかない小さな世界ですが、この小さな世界の持つ価値や重要性を改めて発見しました。
美術館・図書館に併設しているキタノスミスコーヒーで、ちょっと息抜き(^^♪
東毛酪農さんのソフトクリーム。前から気になっていたので、食べてみました(^^♪
思ったより溶けにくくて、さっぱりあっさり。とても美味しかったヽ(^o^)丿
近くなので、時々ふらっと息抜きをしに行ってみます。
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