鍼灸院にも忍び寄るマルチ商法・ねずみ講。
◆うちもある意味で被害者です(;´Д｀)◆
先日、はり・きゅう陽明堂の患者さんが某接骨院でアロエベラジュースを売りつけられた事を書きました。
マルチ商法やねずみ講の販売セミナーを受講して売り方だけ勉強して、商品に対しては「良い物です」だけで、済ませているんじゃないのか？と感じます。
もう来院されていない患者さんが某プルーンにハマっていて、面倒くさい事になった事があります。
不妊も癌も関節痛もプルーンを飲めば治るのよ！だから、ここでも売れば患者さんが救われるわよ！！
と、登録販売者資格とサプリメントアドバイザー資格のある私に向かって力説する姿は、新手の新興宗教の信者のようであった。
これは完全に薬機法違反だろ！！(-言-)
「何にでも効くのなら、うちに治療に来ないでもっとプルーン飲んだら如何ですか？」とまで言いましたよ、私(-言-)。
はっきり、きっちり、理路整然と論破したので、もう2度来ないだろうけど、また来てプルーンの話をし出したら他の患者さん達に迷惑をかけるので、出禁にするつもりです。
このプルーンの患者さんだけではなく、実家の会社に、父が病気療養中なのを聞きつけて似たような事を言い出し、母に高いサプリメントを売りつけようとし健康講習会なるものに誘ってきたおじさんもいました。
私の名刺を渡し肩書を見せて「講師の皆さんは民間の任意資格者なんですね。逆に私が講師に行きましょうか？」と言ってやったら二度と来なくなったけれど。
こういうのに時間を割くのも、ある意味で被害者だと思っています。
医療従事者なのだから、キチンとした情報とコンプライアンスを持たないといけない。
目先の利益に惑わされると、自分の品格まで落とすことになります。気をつけたいと思います。
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