医療の言い伝え
◆古書でやっと見つけた!◆
鍼灸専修学校の学生時代を仙台で過ごし、その後仙台→石巻と移動しましたが、用事や勉強会があったので仙台にはちょくちょく戻っていました。
時代の流れなのか、仙台の地元の出版事業と書籍文化を支えてきた「仙台 宝文堂」が2007年に閉店。いい書籍を出版していたのでとても残念でした。
その「仙台 宝文堂」の「医療の言い伝え1,000題」を、やっと見つけました!!ヽ(^o^)丿
ずっと探していたので、嬉しい( *´艸`)
この本は、宮城県医師会が宮城県の医療に関係する迷信や言い伝えを集め、検証したという面白い視点の本(^^♪
昭和54年(1979年)3月の出版なのでかなり古い本ですが、更年期や女性ホルモンに関する記述も少しですが見つけました。
●へその緒煎じて飲むと乳の出よくなる。(栗原市)
臍帯なので、プラセンタ(胎盤)の一部と考えれば、あながち根拠はなくはないかも。どちらも栗原市の言い伝えというのが面白い。
この言い伝えの解説として、「現在はあまり行われないようになったが、更年期障害の治療法として臍帯を皮下に埋没させる方法があった」とあります。
「言い伝え」とされているものには、全くの迷信と根拠はあるものに分けられるようです。
この本は宮城県の言い伝えですが、他の地域の言い伝えも検証してみると面白いかもしれません(^^♪
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