ピルは避妊薬としてだけではない ~「更年期」を知って「幸年期」へ!(45)~
◆ピルの普及と女性の社会進出◆
私は41歳の時に低用量ピルを服用し始めました。
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中学生の頃から月経痛が酷くて酷くて、毎月のように倒れていました。月経はつらいのが当たり前。と思い、とにかく耐えるしかなく、そんな状態では勉強も安定して出来ないという学生時代でした。
もし。今の私が当時の私に会う事が出来るのなら、迷わず婦人科に連れて行ってピルを服用させます。
私の親世代は、月経の事を話すのがなんとなくタブー視されていましたし、学生が「婦人科に行く。」なんて、気軽な雰囲気ではなかった。
私はまだプレ更年期の年代なので、HRTではなくピルを服用してます。そして服薬を忘れない為に、ピルのシートをドレッサーの上においてあります。
当然、娘も息子も置いてあるのは知っているし、ピルが月経を調整する薬だという事も知ってます。
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↑ この記事を見て、ピルの普及率と女性の社会進出が見事に関連していると思いました。
各国のピル使用率のグラフを見つけました。
日本はダントツで低い。普及率1.1%!Σ(゚Д゚)
ピル普及率1.8%の韓国は女性大統領が誕生していますが、日本の女性総理大臣はまだまだ誕生しそうにない。
月経をなんとなくタブー視してしまうのは、日本特有の「穢れ思想」にも通じているからだと思います。「月のもの」を「穢れ」とするので、人前で話すことはタブー。だから学校での教育機関でキチンと学ぶ機会が得られない。
女性がもっと自分の身体の事を知って、ピルという選択肢が身近になり、自分の身体を調整してパフォーマンス力が上がれば、もっと女性の社会進出率が上がると思います。
メノポーズカウンセラーとして、もっと活動していかなくてはならないと思いました。
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