メノポーズ鍼灸院へ ようこそ! 〜「更年期」を「幸年期」へ〜 「メノポーズ鍼灸®️」 の はりきゅう陽明堂

登録販売者・メノポーズ(更年期)カウンセラー・サプリメントアドバイザーなどの資格がある鍼灸院の院長です。鍼灸や東洋医学・更年期などについて書いていきます。趣味の天然石アクセサリー作りやハーブ・薬草もあり(^^)

暑いですね(^◇^;) 火邪と暑邪について。

◆晩夏 小暑 蓮始開(はすはじめてひらく)◆

7月12日から小暑の蓮始開です。蓮の花が咲き始める季節です。

車で30~40分位の範囲に、蓮の花が咲いているところが何カ所もあるのですが、蓮の花を目的で行ったことがありません(^^;)

館林市美術館にも蓮の花が咲いているので、この時期に行ってみたいと思います(^^♪

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今の時期は晩夏の小暑夏至を過ぎて日が少しずつ短くなっていきますが、小暑大暑の間は暑気と言われ、一番暑い時期です。

 

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火邪と暑邪

火と暑は夏の主気。元来は自然界の灼熱の気温を指しますが、熱性をもつ物事にすべてを火熱の類に帰属します。

■火・暑は陽邪で、その性は 燔灼・上炎する

 火・暑は温熱の陽邪。

 火邪・暑邪による病変では、高熱・悪熱・多汗・脈が洪数・舌質が紅などの熱証が現れます。火の性質は炎上するので、身体の上部に症状が出やすいです。目の充血や腫脹疼痛・口舌のびらん・頭痛・眩暈など。心神を上擾すると焦燥・不眠、酷くなると狂躁や意識障害などが出ます。

■火・暑は傷津耗気しやすい

 火と暑は陽熱の邪で、開泄の性質があり、腠理が緩み汗が出ます。その時に、津液である汗とともに気も外泄します。

 津液の消耗では、口渇・多飲・尿が濃いなど。

 気の消耗では、息切れ・無力感・酷くなると突然昏倒して人事不省になるなど。

 火邪や暑邪を感受すると、汗が出なくても津液は消耗されて減少し、口渇・冷たい飲食を欲する・便秘・舌質が紅で乾燥などが現れます。

 

暑邪は明らかな季節性の外邪ですが、火邪は外邪としてだけではなく「内生の火」という場合もあります。内生の火は、五臓の失調・情志の過極・気機の鬱滞化熱などにより発生するので、区別することが重要です。

 

■ 暑は多く湿を挟む

 暑の季節は雨が多く、熱が湿を燻蒸する為に熱証と同時に湿証もみられることが多いです。

 湿邪が皮膚を犯すと、身体が重怠い・頭がお釜をかぶったように重いなど。

 中焦を困阻すると、胸が苦しい・悪心・嘔吐・下痢をしているけれどすっきり出ない(しぶり腹)など。

 湿邪を書いた記事はこちら (^^)/

 

暑いので、エアコンの除湿を上手に使い、西瓜や胡瓜、メロン、麦茶、紫蘇、苦瓜、茗荷など、身体を冷やす旬の野菜を上手に取り入れて、暑い夏を乗り越えましょう(^^)/

こちらも参考にしてください(^^)/

 赤紫蘇ジュース

 胡瓜のビシソワーズ風スープ

 とうもろこし茶

 

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