春の七草について考える。
◆今日は七草◆
今日は七草ですね。七草粥、食べましたか?
プランターで繁縷(ハコベ)を育てています(^^) ちょっと摘んでベビーリーフ代わりに使ったり、お味噌汁の彩りにしたりしています(^^♪
蘿蔔(スズシロ・大根)は近所から頂きました(^^)
芹(セリ)・御形(ゴギョウ・母子草)・仏の座(ホトケノザ・小鬼田平子)・菘(スズナ・蕪)は、今家にない(-_-;)
結局、スーパーで七草セット、買いました(^^;)
↑ こんなのもあるのね(^^;)
全種類揃ったところで、一つずつ見てみましょう。
① 芹(セリ)
② 薺(ナズナ)
③ 御形(ゴギョウ・母子草)
④ 繁縷(ハコベ)
⑤ 仏の座(ホトケノザ・小鬼田平子)
⑥ 菘(スズナ・蕪)
⑦ 蘿蔔(スズシロ・大根)
七草の仏の座は、シソ科の赤紫の花が咲く方でなく、キク科の黄色い花が咲く「小鬼田平子」の方です。
七草の起源はいろいろあるようですが、今回は「七草の薬効」をみてみましょう。
参考にした本は、「中医大辞典」と「中薬大辞典」その他、中国のサイト・オンライン百科事典「百度百科」。細かく見ていくとキリがないので、「中医大辞典」をベースにしていきます。
①芹 <中国名:水芹>
〔性味〕甘,涼 〔帰経〕肺・胃経
清熱、利尿、止血、降圧、解毒。
②薺 <中国名:萕菜>
〔性味〕甘・痰,涼 〔帰経〕肝・胃・膀胱経
涼血止血、清熱利水、降圧。
③御形(母子草) <中国名:鼠曲草>
〔性味〕甘,平 〔帰経〕肺・脾・胃経
袪痰・止咳・平喘・袪風湿・降血圧。
④繁縷 <中国名:繁縷>
〔性味〕甘・微咸,平 〔帰経〕肝・大腸経
活血、去瘀、催乳、清熱解毒。
⑤仏の座(小鬼田平子) <中国名:稻槎菜>
〔性味〕苦,平 〔帰経〕肺・肝経
清熱解毒、透疹。
⑥菘(蕪) <中国名:蕪菁>
〔性味〕辛・甘・苦,温 〔帰経〕胃・肝経
消食下気、解熱消腫、利湿解毒。
⑦蘿蔔(大根) <中国名:莱菔>
〔性味〕辛・甘,涼 〔帰経〕脾・胃・肺・大腸経
化痰熱、散瘀血、消積滞、解渇、利尿。
■粳米(白米)■
〔性味〕甘,平 〔帰経〕脾・胃経
補中、補気、健脾、和胃
七草粥の全体の効能をみると、お酒の飲み過ぎなどによる身体に籠った熱を取ってすっきりさせ、胃腸のもたれや浮腫み・滞りを取る感じ。
一言で言うと、「食べ過ぎ・飲み過ぎで疲れた身体を癒し、デトックス効果あり!」
七草の由来も諸説ありますが、お正月の食べ過ぎ・飲み過ぎには、とても効果的!
改めて「七草」考えさせられました。
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